TOP金利変動金利って何ですか?
最終更新日 : 2021/04/27

変動金利って何ですか?

6ヶ月毎に金利が見直しされ、金利が変動する金利タイプのことです。
金利の見直しは、半年ごとの、年2回(一般的には4月と10月)行われます。ただし、この期間に金利が変動したとしても、最初の5年間は、毎月の返済額は変わりません。
半年ごとに何が変わるのか、というと、「返済額に占める元金と利息の内訳」が再計算されます。
例えば、毎月10万円の支払いの場合で、最初の内訳が、元金6万円・利息4万円だったとします。
返済開始後、半年ごとに次の半年の金利が確定しますが、金利が変わらなければ、返済額もその内訳も変わりません。
もし最初の5年以内に金利が上昇した場合、内訳が元金5万円・利息5万円となり、毎月10万円ずつの返済では、支払いきれない元金が発生していきます。
このような場合には、6年目からの5年間で、当初支払う予定だった元金(毎月1万円)を返済していく必要があるため、総返済額が増加することとなります。
ただし、この場合でも、急激な金利上昇による支払い負担増加の対策として、元の1.25倍までしか返済額が増加しないルールが定められていますので、急激に毎月額の負担が増えるということはありません。