モゲチェックでは国内外の景気動向や日銀の金融緩和、さらに住宅ローン業界で顧客獲得競争が激しくなっている点を踏まえ、変動金利は安定した低金利が続くと予想しています。
また、変動金利は「基準金利 - 引下げ幅 = 適用金利」という計算式で成り立っていますが、基準金利のベースとなる「短期プライムレート(短プラ)」は過去20年大きな変動はありません。また、引下げ幅はローン契約によって定まっています。
金融機関は「引下げ幅」の拡大で適用金利を下げ、住宅ローンの獲得競争をしてきました。そのため、もしも変動金利が上昇する場面が訪れたとしてもその逆の動きとなり、
①引き下げ幅が縮小され、新規利用者の変動金利が上がる
②基準金利(=短プラ)が上がって、既存利用者の変動金利が上がる
の順序となる可能性が高く、すでに変動金利を利用している人の金利が上昇するまでは相当なタイムラグがあると考えられます。
モゲチェックでは住宅ローンの金利動向を記事にて随時発信しています。ぜひご覧ください。
>>住宅ローン変動金利はいつ何%へ上がる?2050年までの金利予想と家計の対応策
https://mogecheck.jp/articles/show/8Pd3k9OMq7L14gVveNlJ
>>金利記事一覧
https://mogecheck.jp/articles/sub-category/4